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後援:名古屋市 中部調査業協会主催 ~消費者向けセミナー~

8月28日(木曜日)ウィルあいちにて
中部調査業協会主催   後援:名古屋市
『第1回消費者向けセミナー  ~詐欺に遭わない為に~』

を開催致しました。

参加人数74名。(行政関係者、一般の皆様)
大府市、一宮市、瀬戸市からもお越し頂きました。

ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。

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司会進行を務めさせていただきました

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■第1時限目:愛知県警察本部 生活安全総務課 駒田伸弘氏 ?

☆今年7月末 愛知県の被害総額 13億7,200万円
全国:年間被害総額 266億5,000万円

上記は、被害届があった金額、少額詐欺は公開されていないことを考えると・・
数倍になるんでしょうね・・。
被害者の98.8%の方は、オレオレ詐欺などをご存知だそうです。
自分は大丈夫。と思い込まれてしまうんですね。

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■第2時限目:金城学院大学 人間科学部多元心理学科
准教授 北折 充隆氏

☆被害者の心理とは・・。県警本部の方がおっしゃっていましたが・・。
自分は大丈夫。自分は騙されない。って思ってしまうんですね。

これを、正常性バイアス と言われるそうです。
日常生活で生じる変化や新しい出来事に過剰反応しないために必要である
が、度がすぐてしまうと、本当に危険な場合にそれを異常と認識しなくなって
しまうそうです。

警報装置がなっている非常事態でも、大丈夫そうだからと避難対応が遅れて
しまう。

自分は事故なんか起こすはずがない。事件に巻き込まれるわけがない。

そんな思いが強い人ほど、事故を起こした時、どうしてよいのか・・。血だらけ
の人を置き去りにして 逃げてしまう・・。

詐欺に遭っているときも、「自分は詐欺になんか遭わない」と ズルズルと
巻き込まれてしまう。

心のどこかで、「事故を起こすかもしれない」「本当に地震が来るかもしれない
」「詐欺に遭うかもしれない」と 思うことも重要なんですね。

ある方も、想像力のある人は、危機管理ができるとおっしゃっていました。

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■3時限目:名古屋市消費生活センター 消費生活指導員 加藤貴子氏

☆「変だな?」「困ったな?」と思ったら、すぐにご相談を・・。

契約に関することで、不安や怪しいと思ったら、すぐにご相談を。

振込み詐欺に限らず、訪問販売の商品、宝石や布団、クリーニング等々・・。
との業界にも悪徳業者が存在しているという認識が必要です。

最近では、携帯電話の架空メール請求が多いようです。

 

実は、私の友人の子供さんも、婚姻を機に 多額の印鑑をローンで購入。
既に3回の支払いをしたのですが、請求書に不備や、ローンの契約書もなく
不審に思い、警察と弁護士にご相談しました。
既に支払をし、商品も使用済み。このまま返済するしかないかと・・。

しかしながら、契約書等が存在していないことが、納得いかず
消費生活センターにご相談に行ったところ、相手方に書面(手紙)を送る文
章のアドバイスを受け、以降支払請求がなくなりました。

悪徳業者だったんですね。
おそらく、書面の文章を見て、なんらかの専門家が関与したと思ったのでしょ
う。

諦めないで、相談できるところに先ずは相談ですね。

 

*梅干しの漬け方のご相談まで、あるそうです。

そんな相談も、気持ちよく回答される相談員の方の姿勢とご苦労を
感じました。ありがたいことです。

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■第4時限目:愛知県弁護士会所属 弁護士 夏目久樹氏

☆法的見地から、お話しを頂きました。
過去に被害にあっている方が、加害業者から狙われやすいそうです。
「被害を取り戻そう」と近寄ってくる・・。(怖)

万が一、被害に遭った場合は、警察と消費生活センターへ相談。
消費生活センターから弁護士紹介や、弁護士会の消費者被害相談に・・。

被害の回復については、
振込の場合は、弁護士が相手方の銀行口座を凍結し、そこに残高があれば
被害を回復できる可能性がある。

しかし・・相手方は振込があった時点ですぐに引きだしている可能性の方が
高いかと・・。

レターパックや受け子(直接何れかの人物が取りに来る)の場合は、相手方が
特定できない場合がほとんど。

やっぱり、被害に遭わないことです!

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その為に、
専門の皆さんからの色んな角度から学んだ 内容は
とても重要でした。

自分を大丈夫。と思わず
もしかして・・。という目線で・・。
そして、家族などに相談してみること。
ネットでの情報収集や、
警察、消費生活センターに相談することですね。

 

主催の中部調査業協会では、
日常の調査業務から、皆様がトラブルに遭わない為の情報を
今後も提供していきたいと考えています。

 

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