もみちゃんブログ
依頼者は語る!浮気調査のリアル【豊田市在住・Tさん】
配偶者に浮気をされたら離婚しか選択肢がない……そんなイメージはありませんか?
確かに離婚するケースも少なくありませんが、話し合いをして関係を修復されているご夫婦もたくさんいらっしゃいます。
今回は旦那さんが浮気をしていたけど、しっかりと夫婦で向き合って修復されたTさんへのインタビューをお送りします。
今は浮気が発覚した前よりも仲良くなられていらっしゃいますが、当時は壮絶な状況でした。
どのような流れを経て夫婦関係が改善されたのか?
パートナーの浮気に悩んでいるけど離婚したくないというお悩みをお持ちの方は必見です。
目次
Tさんについて
お住まい:愛知県豊田市
年齢 :34歳
職業 :専業主婦
家族構成:夫、娘2人(当時中学1年生と小学校4年生)
【Tさんの夫について】
年齢:46歳(当時)
職業:会社員(営業)
浮気していると感じたきっかけは?
悪くはなかったですけど、ものすごく仲がいいというわけでもなかったです。
結婚14年目になりましたし、程よい距離感でベタベタすることもなく、「夫婦ってこんなものなのかな」と思っていましたね。
主人は健康で仕事も頑張っていた。子どもは友達とうまくやっていて楽しく学校に通っていた。自分も楽しく過ごしていて友達もいた。これ以上のことは望まなかったし、不自由することはありませんでしたね。
でも今思うと何かが欠けていたと思います。
もう少しお互いが歩み寄れる部分はあったのかなと。
根拠がない違和感がいくつかあったんです。
表情とか様子がちょっと前より変わったなって。
そういったことが続いて、あるとき喧嘩になってしまったんですけど、そのときに主人の態度が妙に吹っ切れているというか、冷めた感じがあったんです。
次の日の夜、会社まで主人を迎えに行きました。
いつも迎えに行くときは主人から仕事が終わる1時間前に電話があるのですが、そのときはありませんでした。
昼に「昨日は言いすぎてごめんね」とメールを送ったんですけど返事がなかったのもあって、「おかしいな」と思ったんです。
会社の前に着いたらすでに電気が消えていて、主人に電話してもつながりませんでした。
30分くらいしてようやく電話に出たので、「今どこにいるの?」と尋ねたら「会社」と言われたんです。そこで、私が会社の前にいて電気が消えていることを言ったら、「もう地下鉄に乗るところだから」と言われて、「じゃあ改札のところにいるから上まで上がってきてよ」と言ったら、「実は名駅に居るんだ」とコロコロ話が変わっていきました。
後からわかったことですが、このときも相手の女性といっしょにいたようです。
その後主人と合流した後に車の中で「なんで嘘つくの?」と問い詰めたら「もういっしょに生活するのは無理」と言われて、違和感が確信に変わりました。
浮気調査を依頼した理由とは?
その出来事が週明けだったんですが、その3日くらい前にすでに楓さんには相談していたんです。
そのときはさっきもお話したとおり、違和感があるくらいの状態だったので、「悩んでいるなら(調査を)やらないほうがいいよ」って言われていたんですけど。
で、迎えに行ったときのことで自分に決心がついて、楓さんに調査をお願いすることにしたんです。
インターネットで調査会社について調べて、楓さんに相談する前にも名古屋で何社かあたってみたんです。
でも質問をしてもマニュアル的な受け答えをされて「寄り添ってくれる」っていう姿勢が見えなかったんですね。
「一度ご相談に来てください」と言われても、「じゃあお願いします」て気持ちになりませんでした。
楓女性調査事務所さんは電話したら代表の楓さんが直接親身にお話してくださって、すごく安心感があったのでお願いすることにしました。
浮気調査がスタート。当時の心境は?
毎日本当に苦しかったですね。なかなか主人が相手と会うことがなくて証拠が取れず、我慢し続けていました。
「とにかく早く終わってほしい」という気持ちが強くて、焦って暴走しかけたこともありましたが、その都度楓さんが「大丈夫だから」と言ってくださったりしてブレーキをかけていただいたのがすごく助かりました。
最初はそんなことは思っていなかったんですけど、実際に相手がいることがわかったときに「自分ってなんだろう」ってなって、離婚も考えなければいけないのかなと思っていました。
調査を依頼していることがわからないよう平然と装うことですね。普通に「行ってきます」のキスをしたり。
でもそれは主人も同じだったと思います。浮気してることがバレないように普段と同じように接していました。
正直ありましたね。なんとか終わらせたいと思ったし、離婚するにしてもむこう(主人と浮気相手)だけが「よかったね」で終わるのは悔しいから。
その時は主人が、私と相手だったら相手のことを選ぶだろうって思っていたから、だったら共倒れじゃないけど、すべて終わらせたほうがいいかなと考えたことはあります。
まずは顔つきが変わりましたね。いつも険しい表情をするようになっていました。確かに主人にしてみたら家は居心地が良くないですよね。
あと、子どもに対しても冷たくなりました。ご飯を食べた後に「お父さんゲームしよう」って言っても、今までだと「いいよ」って言っていっしょにゲームをしていたんですけど、「はぁ?」みたいな。あと、「宿題はやったのか?」「勉強はしたのか?」という感じで、そっけない感じで返すこともありましたね。
まだ私に対して冷たくするんだったら、私が我慢すればいいだけの話なのですが、子どもに当たるのは許せなかったです。
あと「急に上司から飲みに誘われたから」といって帰りが遅くなることも多くなりましたね。
浮気の確定。旦那さんと話し合いへ
実はあまりしっかり目を通していなかったんです。見たくないので。
ただ、主人と話をする前にホテルに入った部分だけは見ましたね。調査していることがわからないよう、報告書を見て場所と入った時刻を記憶して、さも自分の目で見た感じで言いたかったので。
それ以外は見ていないですね。
やり直すって決めたから、全部見てしまうと妨げになるのかなと思いました。
はい。相手の女性と話してから1週間経って報告書が届いたんです。
その間に主人が反省してくれたから。
はい。報告書が出来上がる前に主人が「離婚したい」って言ってきたので。それで、私の両親の前で言い訳を全部聞こうと思って、実家に連れて行ったんです。
私の両親ももちろん今回のことは知らなくて、父はちょっと冷静を装っていたんですけど、母は泣き崩れて……。
うちの両親を悲しませたことがどうしても許せなくて、早く解決したいと思いました。
で、主人の話がひととおり終わったときに、私が「●●さん(調査で判明した浮気相手の名前)ってどちら様ですか?説明してください」と尋ねたときは顔面蒼白ですね。
「なんで知っているんだろう?」って感じでした。調査をお願いしたことは明かさずに、あくまでも私が感じたこと、調べたことという体で全部言ったんです。
ただ証拠があるので、間違いはありません。
「●●さんってどういう関係?」「●日って仕事だったけど、直接家に帰って来なかったよね?」と調査でわかった事実を突きつけました。
その上で「私はあなたが相手と決別して家族を選んでくれるんであれば、今回のことは水に流そうと思ってる」って言いました。
一気に決着をつけようと思っていましたね。こういう状況だからこそ、私は最後の最後まで完璧にやろうとしてきましたから負けたくなかったです。母としても妻としても。後から主人や相手から「あのとき●●だった」「あのとき●●してくれなかった」と言われるようなスキがないよう、とにかくやれることは全部してきました。
あと詳しいことは話さないにしても子どもを巻き込む結果になりかねないので、絶対負けてはいけないという覚悟がありました。
そういった気持をすべて話し合いで主人にぶつけましたね。
土下座のような形で床に倒れ込んでいました。愕然としていて立っていられない状況だったと思います。
私はカーっとなって取り乱しているし、母は泣いているし。
私がこれまで本気で何かを訴えたことがなかったんで、とにかく謝っていました。
その後は主人の携帯を預かって相手と連絡が取れないようにしたんです。
口裏を合わせられたら元も子もないので。
主人はそれから完全に白旗を挙げた感じで、「携帯返して」とは言ってこなかったですね。
はい。ただ「離婚」とは言わずに、「私たちのこれから」という形で話しをしました。
楓さんにも言われていたけど、私も精神的な自立と経済的な自立ができていなかったから、軽々しく離婚を口にしちゃいけないなと思って。
今思えば楓さんの言葉が心のなかに深く刻まれていたんですね。
その後、主人から相手にも連絡を入れてもらって3人で話し合うことにしました。
浮気相手の女性との話し合いへ
連絡したその日の夕方に喫茶店で3人で話し合いましたね。
相手も「奥さんの前でちゃんと話をします」って言ってきたので。
相手が来たら「いつも主人がお世話になっています」「主人が申し訳ありませんでした」と頭を下げました。
年齢が若すぎるくらい若かったから、たぶん何も考えずに軽はずみなことをしてしまったのだと思います。
ただ嘘はついていなかったような印象でした。
相手は「もう会いません」「頼りません」と涙目に謝ってきて、主人も「ごめんなさい」と謝ってきました。
私の手を取って「妻を大切にします!」と言ってきて、そこではじめて「演技じゃないんだな」と感じました。
その後は私と相手との話し合いをしようと思い、主人には帰ってもらうことにしたんです。
2人になると何を言われるかわからないので、主人は帰ろうとはせず、しばらく駐車場で様子を見ていたようですが。
相手にこれまでの私の気持ちをぶつけ、妻や子どもが居るのも知った上で浮気をしたことに対してどのようにして責任を取るのか?ということも話しました。
もちろん、一番悪いのは主人ですが。
やはり最初はムカムカしましたね。泣いて謝ってきたのですが、今思えば「泣くのはズルい」くらい言えば良かったかなと。私は絶対泣かないと決めて話し合いに臨んでいましたが、実際に泣きたいのはこっちのほうだったので。
ただ嘘をついたり反抗的な態度を取ったりするようなことはなく、ちゃんと話がわかるような印象でした。まだ相手がまともな人でゴタゴタせず話が進んだのが救いですね。
はい。ただし悪知恵が働いて誰かに同席されると面倒なので、アポイントを取らずに話し合うことにしたのです。身一つでちゃんと私と向き合う形で来てもらいましたね。
楓さんからいただいた調査報告書を相手に見えるように机の上に置き、「ちゃんと証拠がありますから」「話がわからないようなら出ることころに出ます」と毅然とした態度で話しました。実際には裁判などは考えていなかったのですが。
「私と私の両親、主人の母と姉。みんな傷つきました。これ以上傷つく人が増えるのは嫌なのであなたのご両親にまで話をすることはしません。その分ちゃんと向き合ってほしい」
「子どもじゃないから大人として責任を取ってもらいたい」と告げて慰謝料の話をしました。
でもあまり強くは言いませんでした。今回の調査費用をまかなえるくらい取れればいいかなというのがあったし、あとは自分で主人と向き合っていこうと思っていたので。
相手はゴネたり減額を要求するような様子はありませんでした。一括だと無理そうなので、分割払いに関しても明記した書類を用意して、相手に印鑑の代わりにボールペンでサインしてもらって、相手との話は完結。ここからは主人と関係を修復するために向き合ってきました。
主人が浮気していたとわかったときからも日常的にキスをしたりスキンシップをしたりということはあったので、拒絶反応とかはありませんでしたね。
3人で話し合ってからは主人が一生懸命思いやりをもって接しようとしてくれるようになりました。最初は正直「何なの?」と思ったのですが、迎えに行って車に乗ってきて「ただいま」と言うときの顔とか、私が知っている今までの主人の表情が戻ってきていると感じて、なんとなく自分のギュッと締め付けられた気持ちが戻ってきた感じはありました。
ただフラッシュバックというか、急に思い出してカーっとなることはあります。ご飯を作っているときに「穏やかだな」と思っていても、もうひとりの自分が当時のことを忘れさせないというか。当時主人に言われていた言葉とか、嘘とか思い出すことがあるんですね。そういったときは主人が察して、私の気持ちを受け止めてくれるようになりました。
あとどうしても仕事の関係で「遅くなるからいつ帰ってこれるかわからない」と言われると、疑い深くなってしまいます。そうやって相手と会っていたわけですからね。そんなときは勤務表を見せて説明してくれたりして、私が不安にならないようにしてくれます。
無くなったものを取り戻そうと一生懸命になってくれている。
そんな姿勢を主人から感じています。
調査を依頼したのが2020年の1月、ホテルに入ったという報告があったのが2月、相手も交えて3人と話し合ったのがその1ヶ月ちょっと後ですから、ちょうど1年くらいですかね。
楓さんがおっしゃったとおり、普通に接したことだったと思います。
もし楓さんに言われていなかったら態度に出ていたかもしれないし、家事を放棄していたかもしれないですね。
証拠がないまま主人を問い詰めたりしなかったのも良かったのかもしれません。
当時、主人の気持ちは完全にむこうに行っていたので、もし私が何か言ってしまっていたら離婚になっていたかもしれません。
全部把握して主人に話すことができたからこそ、「もうダメだ」と観念して“お花畑”から現実世界に戻ってきてくれたんだと思います。
多分主人はそれほど離婚を重く考えていなかったと思います。単に別れて養育費を払うくらいの感覚だったのかなと。だからこそ、私の両親の前で「ごめんなさい」と軽々しく謝ったんだと思います。
「離婚するなら私は家を出ていくつもりはない」「あなたが身一つで出ていってください」「財産分与はしません」「養育費はもらいます」「別居費用も払ってください」……
いっぱい調べて離婚したらどうなるのかを話しました。おそらくこれらの条件を満たそうとすると、主人の給料ではまかないきれないほどのお金がかかります。
「相手にも黙っているつもりはありません」「あなたたちの思うようにはさせません」「私が納得する結論を出します」「公証役場に行って公証証書も作ります」というようにいろんなことを言ったから、私の覚悟が伝わって、とにかくびっくりして観念するしかなかったのかなと思います。
多分私が今こうやって穏やかにはいられないと思いますし、証拠もなく完全に泣き寝入りだったと思います。
パートナーの浮気で悩まれている方にアドバイス
離婚か修復か。どういう選択肢であれ、傷ついた方が少しでも納得できる形で決断して、苦しい想いをしないことが第一だと思います。
離婚しないことが良いことではなくて、離婚したとしてもそれが前向きになれる決断だったら良いのかなと思います。
私たちは「離婚しない」という決断をしました。
でも、離婚しなかったとしても殺伐とした夫婦関係が続いたら意味がないので……。
私も本当に当時は苦しかったです。食べれないし、寝れないし。
でも誰かに悩みを話せば少し楽になれます。なかなか身内には話せないと思うんです。
だからまずは話を聞いてもらうことが大切かなと思います。
楓女性調査事務所さんで話を聞いてもらったときには本当にスッキリしました。
楓さんが「迷っているときは(調査)しないほうがいいよ」と言ってくださったのが本当に印象に残っています。
利益目的だけで仕事をしているのだったら「調査しよう」としか言わないはずなので。私のためを思って言ってくださっていることが伝わって、「何かあったらここにお願いしよう」と思いました。
もし考え直さずにそのまま調査をお願いしていたら、調査会社と信頼関係も築けず、証拠が出てきたとしても不信感が残っていたと思います。
あと楓さんとは正直やり取りの中で言い合いみたいになることもあったのですが、今思えば私が焦って暴走しないようにちゃんとブレーキをかけてくださっていたんだなと感じます。
本当にお願いしてよかったと思います。
今はコロナがあってどこか行ったりできないんですけど、落ち着いたら旅行に行きたいですね。
でも今回の一件で主人が日頃から一生懸命関係を修復しようとしてくれているので、それだけでも嬉しいです。浮気されてできた傷は残りますが、それを補ってあまりあるくらい、いろいろしてくれています。主人には感謝しているし、私も主人を尊重して、仲良く幸せな家庭を作っていきたいと思います。
〜 インタビューを終えて 〜
インタビュー中にもありましたが、Tさんとは言い合いになったこともあります。
でもその結果、深い信頼関係が築けたのです。調査の結果をもとにしっかりと話し合いをされ、今ではご夫婦仲良く暮らしていらっしゃいます。
数ある調査会社からご縁をいただいた以上、私たちはなんとしてでもクライントさまの目標を達成したいという強い想いがあります。
道のりから外れそうな場合は、あえて「お客さま」という立場の方であっても、意見を言わせていただくかもしれません。
それも目標達成までのサポートであり、弊社のサービスの一環だと考えております。
Tさんがおっしゃったように、離婚するか・関係修復するか、どちらが良い悪いはありません。
私たちはクライアントさまが望まれる・納得される結果に向かって寄り添いながらサポートいたします。
パートナーの浮気でお困りなら、楓女性調査事務所にご相談ください。
最後に、今回インタビューにご協力いただきましたTさん。本当にありがとうございました。
これからも夫婦仲良く、幸せにお過ごしください。
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