もみちゃんブログ
【メディア出演】~激撮!ストーカーVS名古屋市の探偵~
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
先日、名古屋テレビ情報番組『UP!』に出演させて頂きました。
ご依頼者様のご協力、自分と同じような想いをしてほしくないというご意向もいただき
実際の調査と加害者との対決を放送させていただきました。
動画をご覧ください ↓ ↓ ↓
激撮!ストーカー被害~カメラがとらえた仰天行動~
警察庁の調べでストーカーの認知件数は、ここ数年10,000件を超え昨年は13,000件を上回る。
当社にご依頼された方もその一人です。
30代OLKさん。
会社のメールでありもしない内容をメールを拡散され、転職。転職後もつきまとわれ、中傷のビラが投函されたり、玄関口で物音がするなど、殺されるのではないかと怖くて眠れないという。
警察に相談に行くが、証拠不足で受付てもらえなかった。
↓ ↓ ↓
今年の4月、当社張込みを実施。
仕事が終わり帰宅するKさんが自宅にはいると、ジャケットポケットに手を入れた中年男性が現れた。辺りを見回しながら、悠然とKさんのマンションの階段を上る。そしてKさんの玄関のドアに耳をあて、さらにはドアノブに手をかけた。執拗に中の様子を伺う。30秒後、辺りを見回しながら暗闇に消えて行った。
この男は何者なのか?!
この男は公務員で、Kさんの前勤務先の上司。以前Kさんは既婚していると知りながらこの男性と不倫関係にあったのだ。許されざる二人の関係は、半年後Kさんから別れを切り出したことで終わったはずだった。
しかし、職場のPCに『お前が好きだ』『忘れられない』などとメールが何度も届いた。
これが悪夢の始まりだった・・。
Kさんは、何度も届くメールに「そのうち諦めるだろう」と相手にしなかった。
ところが男は、お諦めるどころか行動がエスレートして行く。
自宅のポストに『最近たいしたものを食べてないな』「お友達とのランチは楽しかった?』『新しい会社はどうですか?いい男はいるの』など、常に行動を把握しているような内容なビラが投函されるようになった。
当社も張込み中に、投函する瞬間をカメラに収めた。
調査は数日続いた。ある夜、男が現れKさんマンションのポストに何かを入れた。この日も、Kさんの玄関口に立ち部屋の様子を伺うように、しばらくの時間ドアに耳をあてた。
男が去ったあと、Kさんをとポストを確認する。
中傷ビラが投函されていたのだ。震えながら泣き崩れるKさん。この日、当社女性スタッフは、Kさんと朝方まで時間をともにした。
不倫をしていた弱みから警察沙汰にはしないであろうと高を括っているのか。
当社は、危機感を持った。これ以上エスカレートしたら生命に関わるのではないかと。警察にも証拠を持って相談に行くが、男を読んで話を聞くというのである。刺激を与えて逆上しさらに状況悪化しないかと不安になった。Kさんは「私が不倫をしたから。私にも責任がある。男には子供は居るから犯罪者にすることはできない」と意志を伝えてくれた。
当社はKさんと何度も話し合い、男性と直接対決することを決断した。
男には家族がいる。公務員で役職もある立場、自分が『加害者』であると認識できれば理解してくれるのではないかと、決行することとなった。
当社の計画は。
Kさんは退勤後、自宅に帰らず当社の用意したアパートに帰宅。男が跡をつけてきたきたところを確認。そしてKさんはアパートをでてコンビニへ移動、男が再び跡をつけてきたところで探偵が声をかけて話し合いの場を持たせる。
いよいよ対決の日。
探偵は、Kさんの職場で張込みを開始。
午後5時、作戦決行!
Kさんが会社を出てきた。打ち合わせ通り当社が用意した別のアパートに向かう。ここからは探偵も電車班と車班と分かれ追跡を開始。
会社の最寄り駅で男の姿を探す。
居た!!電車班の探偵から「〇〇の前で現認。グレーのスーツ着用」が耳に届く。やはり男は待ち伏せしていた。
Kさんの姿を見つけると、男は動きだした。全員の緊張がはしる。
男は探偵と取材班の存在に気付かずKさんののった電車の中へ。
一方、車班の探偵は既にアパート最寄り駅に移動。
午後6時30分、アパートの最寄り駅にKさんが乗った電車が到着。
Kさんが降車すると男も降車した。
しかも取材班のす後ろを・・。
Kさんがアパートに向かうと、男もあとを追う。Kさんの入ったアパートに近づいていく。
男はアパートの様子を伺っている。すると、時間つぶしの為か最寄り駅に戻り、自動販売機でジュースを購入し、一気に飲んだ。
探偵はKさんに「2~3分したらコンビニに向かってください」と。
いよいよ作戦も大詰め、
アパートを出たKさんがコンビニに向かう。
思った通り、駅の物陰にいた男が動き出した。
ここで作戦決行!!
探偵は、二手に分かれた。Kさんの保護。
探偵は足って男を追い 声をかけた。
「お前らなんなんだ!!」
と逆キレ。
「
「ゆっくり話しましょう」
男はKさんの件と聞き動揺したのか、素直に話し合いに応じた。
男とKさん、探偵とテレビ局スタッフとアパートで話し合いを始める。
探偵は男の靴を外に出した(逃げないように)
危険なものは直ぐに片付け、ストーカー男を奥に座らせた。
男は仕事を休んでまで、つきまといを続けていた。
と泣き崩れた。
今後ストーカー行為をしないことを誓約し、家族のもとへ帰って行った。
話し合いの結果、二度とつきまという行為はしないと約束。
Kさんは、引っ越しをして新しい職場で頑張っています。
当社は通常、ストーカーと対決することはありませんが、男性に家族があること、それなりに地位があること何より、自分が『加害者』という認識を持てば、収まるのではないかと試みました。
冒頭に記載したようにストーカー被害の件数は増加しています。ストーカーが犯罪という意識がなく、何より付きまといをしている本人が、『加害者』という認識がないことが多いように思います。
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